「FSW-460V」は、ヤマザキ マザック社製の最新式FSW対応マシニングセンターです。高速・高剛性のFSW主軸、構造体の高剛性化を実現した設備で一般的な接合条件と比較して約1.7倍の生産効率向上が見込める高速対応の設備です。
FSW(摩擦攪拌接合)とは摩擦熱で軟化させた材料を接合する技術で、インバーターケース、バッテリーケース、モータケースや半導体製造装置等、冷却部の接合に使用する事で生産性を向上させることができます。
当社ではEV用部品や半導体生産設備部品の加工用として注目されている本設備導入を行い、摩擦攪拌接合の試作 加工を開始致しました。
併せて導入した高速X線CTスキャナにより当社内で接合状態の確認を行う事が出来る為、量産向けだけでなく、 試作・条件検討向けとしての対応可能な体制を取っております。