こちらのRYロボットシステムRYN-120S3は、伝統のカム駆動によりメカニカル動作で行っていた従来機に対し、2軸をサーボモーターで制御するサーボロボットを導入しているため、さらなる精度、スピード、細かい設定等の要求も実現している最新設備です。
多様なフィンガーバリエーションも大きな特徴で、またブランク素材供給のリフタおよびDESTACKERと連動してブランク材をライン先頭のリフタ・マガジンに投入します。RYロボットが、押し上げシリンダーにより搬送されたブランク材を1枚ずつピックアップし、マガジンのワークが無くなれば次のマガジンが移動してステージをチェンジします。
ワークが磁性体であればマグネットフロータによる2枚分離を使用したYLBを、非磁性体であれば上部ピックアップユニットにより2枚分離させるYDLシリーズが対応可能であるため、製品ごとに使い分けることができます。また、マガジンを複数備えているため、長時間のワークの無人供給も可能です。送り長さが1001~1200まで対応可能で上下作動長は60~100、当社ではRYラインの7ライン中5ラインで対応しております。