こちらはパワーシートアジャスタ用ギヤです。UL-6000(6000KN)を使用した板鍛造加工のため、偏心荷重にも対応可能です。またプレス加工機の剛性も優れており、高い精度を確保して生産しております。材質はSPHCの3倍ほどの引張り強度があり、焼入れ性が向上している事から耐摩耗性を必要とする高トルク用のギアに使用されています。
以前は別のプレス加工メーカーにお願いしていたとのことでしたが、プレス後に切削加工を行い完成させていたため、コストダウンをしたいとのことで池田製作所にご相談いただきました。そこで当社では、UL-6000(6000KN)の特性を活かしつつ、独自の板鍛造技術を導入することで、プレス加工のみで製品を完成させることができました。結果として切削工程の廃止につながり、大きなコストメリットを働かせることができました。
当サイトを運営する池田製作所では、従来はプレス&切削加工で生産していた製品を、歯車試験機で製品寸法を評価・保証し、切削工程を廃止してプレス加工のみで成型する、板鍛造技術に強みを持っています。独自の板鍛造技術を活かして、お客様のプレス加工品に対して積極的なVA/VE提案を行っております。プレス加工品の工法変換やコストダウンをご検討の方は、図面とともにご相談ください。
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