精密金型による一般プレス絞り加工の真円精度の確保

径が大きいほど真円度の確保は難しい。しかし、精密金型と絞り加工技術により、板金プレス絞り加工で高精度の真円度を実現し、量産化しました。

板金プレス加工において、大径かつ外形異形状の物の真円度の確保は難しい

板金プレス加工において、大径かつ外形異形状の物の真円度の確保は難しい
　問題点：
・材料ロットごと寸法調整時間が掛り300個/時の生産数
・ガイドのガタが少ない為、キズの発生・チョコ停が多いことで、生産スピードがあがらない。
・真円度，外観不良率が高い

精密金型と絞り加工技術で径が大きい物の真円度の確保

素材、金型及び工程の改善
　ブランク形状の見直し材料圧延方向の一定化
　絞り各工程のクリアランス見直し(5～7％減)
　ワークガイド及びハーフピアス工程を可動式化
　真円を悪くする工程後の内径決め工程の追加
高い精度で500個/時の量産実現
真円度　0.12(新規格)　Cp=1.65
※実測値　0.05～0.10
品質30％UP＋生産性40%UP＝生産コストDOWN　実現

POINT

精密金型と絞り加工技術で絞り品質UP＋生産性UP＝生産コストDOWN

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